無料ソフトはたくさんありますが、その中でもお勧めなのが、Az Painter2です。
今回はそんなAz Painter2の魅力を解説していきます。
公式の仕様解説
シンプルで手軽に使いやすい軽量ペイントソフトです。
小さめのサイズで手軽に描くイラストやドット編集、ちょっとしたレタッチなどに使えます。※ 大きな画像サイズには対応していないので、印刷目的や本格的なものを描くのには向きません。
※ 画像サイズは幅・高さ共に 4500px まで。<主な機能>
https://hp.vector.co.jp/authors/VA033749/soft/azpainter2.html
- 全体的に軽量でレジストリも使用しない
- 筆圧対応
- APD(AzPainter形式)/ADW(AzDrawing形式)/PSD/BMP/PNG/JPEG/GIF の読み込み・保存が可能
- レイヤ、色マスク、テクスチャなど便利な機能
- 21個のレイヤ合成モード
- 複数タブで管理できドット編集にも便利なパレットウィンドウ
- 資料の絵を見ながら描けるイメージビューウィンドウ
- それなりに豊富なフィルタ
インストール不要
- 全体的に軽量でレジストリも使用しない
「レジストリ」というと難しく感じる人もいるかもしれませんが、簡単に言えばインストールが不要ということです。ここが第一にお勧めなポイント。
ほとんどのお絵描きソフトは、パソコンへソフトをインストールをする必要がありますが、Az Painter2の場合は圧縮ファイルを解凍するだけで使えます。
いらなくなったら、ファイルをゴミ箱へ突っ込むだけでOK。非常にお手軽なソフトです。
一秒足らずで開けるほど軽量なので、スペックの低いパソコンでも問題なく使用できます。
ソフトを開いた状態
ツールが各自別ウィンドウとして開くのでツールウィンドウを自由に動かせます。
文字入力が可能
お絵描きソフトと言えば絵を描くソフトなので、あまり目のいかないところですが、文字入力が可能なのは意外と便利です。文字入力が可能なので漫画も描けます。
作者名を入れたり、イラスト内の小物に文字を入れることもできます。
有料ソフトのSAIは文字入力はできませんので、無料ソフトとしては非常に優秀な機能のひとつです。
Windows10でも動作可能
Az Painter2は2009年リリースの古いソフトですが、なんとWindows10でも動作します。(Windows11での動作確認は未検証です。検証後記事を更新します。)
簡易クリッピングが可能
Az Painter2にはクリッピング機能がありません。
但し、Az Painter2には代替機能があり、フィルタ→アルファ操作→他のレイヤと操作→対象レイヤで透明な部分は透明に、と操作すれば、簡易的にクリッピング機能と似た状態を作ることが出来ます。
CLIP STUDIO PAINTへの移行が楽
Az Painter2はあくまで無料ソフトなので、大きな画像ファイルの編集や、高度な操作はできません。
そのため、将来的に有料ソフトを使いたくなることもあると思います。
Az Painter2とCLIP STUDIO PAINTは、ツールの配置変更や、ズームイン、ズームアウトなどの操作方法が似ているので、CLIP STUDIO PAINTへソフトを切り替えた時になじみやすいです。
他のソフトでのデータの編集について
Az Painter2の専用拡張子はapdです。psd等、apd以外の拡張子も入力が可能ですが、クリッピング機能やファイル機能などには対応していないので、Az Painter2で出力したpsdデータをCLIP STUDIO PAINTやPhotoshopで開くと、クリッピングしたレイヤーが通常レイヤーとして表示されたり、マスクが無効になっていたり、データが崩壊してしまうので、Az Painter2で作成したデータを他のソフトで編集するのは難しいです。
ダウンロード手順
- まずはこちらにアクセスします。
- ページの一番下に.zipファイルがあるので、それをダウンロードしてください。
- ダウンロードしたファイルを解凍し、フォルダの中にあるAz Painter2.exeをダブルクリックします。
- Az Painter2が起動します。
ね、簡単でしょ?
まとめ
Az Painter2の解説、いかがだったでしょうか。非常に軽量で、多機能なソフトなので、パソコンで無料ソフトを探している方にはぜひ使ってみてほしいです。
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