【デジタル入門】デジタルイラストを描くのに必要なモノ

いざデジタルイラストを描こうと思っても、何を揃えたらいいのかわからない人のために記事を書いてみました。
詳しく解説しますのでよかったら最後まで見てみてください。

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必要な端末

まずは何かしらの端末が必要です。

  • パソコン
  • スマホ
  • タブレット

以上の端末のいずれかを用意します。
それではそれぞれの端末で必要なモノと注意点、オススメポイントなどを紹介。

パソコンの場合

必要なモノは以下の4点

  • パソコン本体(デスクトップの場合は、+キーボードとモニター)
  • マウス
  • ペンタブレットor液晶タブレット
  • お絵描きソフト

あると便利なモノ

  • 左手用キーボード
  • Bluetoothインターフェース

パソコン本体

言わずもがな、まずは本体が必要です。
モニターとキーボードはノートパソコンの場合は本体に付随しているし、デスクトップの場合でもメーカーで買えばセットでついてくるので、BTOや自作の場合以外は気にしなくてOK。

イラストを描くためのパソコンについては、詳しく解説した記事がありますのでそちらも併せてご覧ください。

マウス

マウスは基本どんなパソコンでも別売りなので適当なマウスを購入しておきましょう。
最悪、ノートパソコンの場合は大体マウスパッドが付いているので、マウスなしでも使えますが、マウスがないとかなり不便なのであったほうがいいです。
Elecomのマウスは安くてそこそこ質がいいのでオススメ。

私が使っているマウスはこれです。
「戻る・進む」のボタンがついている5ボタンマウスがオススメ。

ペンタブレット・液晶タブレット

描画のためにはペンタブ又は液タブが必要です
ペンタブと液タブの違いについては下記の記事をご参照ください。

価格はペンタブのほうが安価です。
液タブは少し高価ですが、画面に直接描き込めるので、アナログ感覚でイラストが描けるのが利点。
こだわりがなければペンタブで十分でしょう。

お絵描きソフト

機材が揃ったら絵を描くためのソフトを用意します。
有名どころでは、CLIP STUDIO PAINTやSAIやPhotoshopなど。
個人的にオススメなのはCLIP STUDIO PAINTです。
CLIP STUDIO PAINTの機能や、ほかのお絵描きソフトの解説は以下を参考にしてみてください。

あると便利なモノ

  • 左手キーパッド
  • Bluetoothインターフェース

左手キーパッドはショートカットキーを設定できる小さなキーボードです。
ペンタブや液タブにもショートカットキーが数個付いているものもありますが、数個しかないので全然足りません
左手キーパッドなら任意のショートカットキーを設定できるし、普通のキーボードのように場所を取りません。
キーボードのショートカットを幅を取らず利用できるので便利です。

Bluetoothインターフェースはノートパソコンにはほとんど標準搭載されていますが、デスクトップの場合は有線なので、Bluetoothも搭載していないことがほとんどです。
Bluetoothがあれば、描いたイラストをスマホに簡単に転送できるのでかなり便利。
デスクトップパソコンでイラストを描く場合は、外付けのBluetoothインターフェースを買っておくことをオススメします。

パソコンの利点

メモリやCPUなどの処理容量が大きいので、ある程度重いお絵描きソフトの稼働にも耐えられます。
スマホの小さな画面で描くのがしんどい場合にも、パソコンを使えば大きなモニターで快適に作業が出来ます。
タブレットは持ち運びに便利ですが、パソコンに比べるとスペックが劣りモニターも小さいので、スマホやタブレットでは物足りなくなって来た場合にはパソコンを購入してみるのもいいと思います。

パソコンの注意点

値段が高いことがデメリット。
スマホは生活用品なのでお絵描きに関係なく購入するものですが、パソコンは生活上必ずしも必要なものではないので、家にパソコンのない家庭も多いです。
お絵描きをするために新たにパソコンを購入をするとしたら、そこそこの予算が必要となります。
お絵描きをするだけならスマホ以外にもタブレットでもできますし、タブレットなら3万程度から購入可能なので、予算があまりない場合はパソコン以外の端末の方がいいかもしれません。

スマホの場合

最近ではスマホでイラストを描くのも主流になってきました。
スマホでイラストを描く場合は画面に直接描き込むので、ペンタブなどは不要です。
その代わりスタイラスペンなどのペンが必要。
ただし、指で描く場合はペンは不要。
必要なモノもパソコンのようにあれこれ用意する必要もなく、こだわりがなければ、スマホと無料のお絵描きアプリをインストールするだけでOK。

必要なモノは

  • スマホ本体
  • ペン(指描きなら必要なし)
  • お絵描きソフト

これだけです。
では、こちらも必要なモノなどを紹介。

スマホ

用意すると言っても大体の人が持っていると思うので、とても気軽。
使用するお絵描きアプリの必要スペックを調べておいて、必要スペックに足るスマホを用意するか、スマホのスペックに合わせたお絵描きアプリを用意しましょう。

ペン

指描きの場合はペンは必要ありません。
ペンを使う場合は、筆圧感知が付いているスタイラスペンか、ペン先が筆タイプのペンをオススメします。
それ以外のペンだと、細い線や太い線の描き分けが出来ません。

形状にも種類があり、

  • ペン先がゴムやシリコンで出来たタイプ
  • ボールペンのように先が細くなっているタイプ
  • 筆タイプ

大体この三種類。
スタイラスペンはふたつ目の先が細くなっているタイプのペンで、ボールペンのように先が固いものや、ペン先に丸いゴムが付いているものもあります。

お絵描きソフト

オススメは定番の無料アプリ、アイビスペイントメディバンペイント。どちらも無料ですが高機能です。
アイビスとメディバンはどちらも甲乙つけがたいほど高機能なので、UIの違いと多少の機能の差はありますが、デジタル初心者ならどちらを選んでも問題ありません。
どちらも試してみて、自分にとって使いやすいほうを選んでみると一番いいと思います。

スマホの利点

とにかく安くて気軽
お絵描きアプリも無料で高性能なアプリがたくさんあるので、コストゼロで始められます

スマホの注意点

画面が小さくて描きにくいこと
気にならない人もいるようですが、スマホでお絵描きすることに限界を感じる最たる理由がこれ。
肩が凝るとか目が疲れるとか、作業上しんどいことが多いです。
お絵描きアプリに関して言えば、パソコンの項でも紹介したCLIP STUDIO PAINTも利用できますが、スマホ版のCLIP STUDIO PAINTはサブスクリプションなので注意。

タブレットの場合

スマホで描くのは画面が小さくてしんどいけど、パソコンを買うほど予算がない、又は、スマホのようにいろんなところに持ち運んで気軽にお絵描きがしたい方にオススメなのがタブレット。
定番のiPadや、中華製品まで様々なものが出回っています。

必要なモノは

  • タブレット本体
  • ペン(指描き場合は不要)
  • お絵描きソフト

スマホの場合とほとんど変わりません。
必要なモノは以下の通り。

タブレット

定番はiPad。個人的にはiPad proがオススメ。
iPadは描画速度に多少の誤差があり、のっぺりとした描き味ですが、proの方はほとんど誤差がありません。
とはいえ、こちらもこだわりがなければどんなタブレットでもお絵描きはできます。
安いものだと3万円程度ですので、予算に合わせて購入すると良いと思います。

ペン

タブレットに関しても、指描きならペンは不要。
iPadの場合はApple Pencilが使用できるので、こちらもオススメです。
充電式なのがネックですが、描き味は最高級です。
そのほかのペンに関してはスマホの項で紹介したものと同様です。

お絵描きソフト

使えるアプリはスマホとほぼ同様ですが、画面が大きいので、同じアプリでもUIが違って感じると思います。
こちらも使ってみて使いやすいものを使ってみるのが良いと思います。
また、iPadなら、iPad専用アプリのプロクリエイトというアプリが使用可能。
有料アプリですが、CLIP STUDIO PAINTなどと比べると安価で、1220円の買い切りです。
スマホ版・タブレット版のCLIP STUDIO PAINTがサブスクリプションなのに比べると、手を出しやすい有料アプリです。

タブレットの利点

スマホのように取り回しが良く、寝転がって絵を描いたり、出先で使用できたりするのがメリット。
スマホより画面が大きくスマホの小さな画面に描きにくさを感じていた方にもオススメ。
高性能な機種やペンも充実していて、お絵描きに重点を置いた機種選び・ペン選びが可能な点も良いところ。

タブレットの注意点

こだわりだすとパソコンより高価になってしまう点。
iPad proは新品で買うと10万くらいします。
さらにApple Pencilも1万円くらいするので、ともすればパソコンを買った方が安上がりになる可能性すらあります。
また、スマホのように小さな画面にイラストを描くことからは解放されますが、完全に首が下を向いた状態で描くことになるので首に負担がかかります。

まとめ

デジタルイラストを描く際に必要なモノの紹介、いかがだったでしょうか。
少しでも参考になれば幸いです。

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