ブログに何を書こうか考えていたら、語るに事欠かない内容を思い出しました。
その議題とは困った依頼者さん。
失礼な依頼者さんから意味わからん依頼者さん、そもそも依頼にならない依頼者さんまで、ココナラなどで出会ったいろんな依頼者さんとの実体験を書いてみます。
困った依頼者さんとは…
無理難題を言ってきたり、こちらのスケジュールを一切考えない対応をされたり、無駄な手間のかかる工程を強いてきたりするお客様です。
そんな依頼者さんに我々は時間を取られ、精神を削られています。
依頼をする人、受ける人にも是非読んでほしい記事です。
途中で連絡が取れなくなる
一番多いのが、依頼の連絡があったあと、途中で連絡が取れなくなる人。
そんな人いるの?って感じですが、普通にいます。
実際に依頼するのかしないのかもわからないのでスケジュールが大幅に狂います。
3日に一回しか返事がない、10日間放置、そのままフェードアウト、など、いままで様々な目に遭ってきました。
せっかくのご依頼なので、いざ、ご依頼となったときに、その間に別のスケジュールを取ってしまうと、スケジュールが過密すぎて依頼を受けられなくなるので、一応依頼枠は空けておくのですが、こういうことされるとほんと困ります。
また、依頼が確約してから放置される方も存在して、一向に依頼が進まず、納期だけが迫ってくるのが本当にしんどいです。
最近はある程度放置されたら一言断りを入れて、キャンセルとみなして別の依頼に切り替えてます。
無茶なリテイク
- 「別の用途に使うことにしたので解像度を上げてください」(※ベクターデータ以外解像度は上げられません)
- 「やっぱりデータ形式を変えてください」(CLIP STUDIO PAINTで描いているので、PSDデータならともかく、あとからAIデータに変えるのは不可能です)
- リテイクの際に一度にまとめてどことどこを修正してほしいか言ってくれず、一度で済む修正を個別で何度も指定してきて何度も描き直しを要求される
- 「もっと丁寧に描いてください」と言われて何度も修正を要求される(画力に関してはサンプルを見てください…)
- ラフを複数提案したら、修正依頼はされるが、最終どのラフにするのか決めてくれないので、すべてのラフを修正しないといけない
- 「内容はおまかせで」→「イメージと違うので全部描き直してください」
依頼者さんと相談しながら試行錯誤してイラストをブラッシュアップしていく作業は好きなのですが、無茶なリテイクは精神エネルギーを消耗します…
そもそも失礼
- 「グッズ販売はするが、商用利用とは思えないので商用利用のお金は払いません」
- 複数のイラストレーターに同時に声掛けをして、スケジュールを押さえておきながら、一番条件のいいイラストレーターに依頼をして他は断る(コンペでやれ)
- 「あなたの絵柄の通りに描いてほしいわけじゃないのでこの参考画像をそのままトレスしてください」
- 呼び捨て
- 「遊びたいので支払いは今度にしてください」
これほんとにあった話ですからね。
キレそう。
依頼内容がわからない
- 「表情差分が欲しいです」(枚数指定なし・表情の指定なし、聞いても曖昧)
- 「写真を送るのでまってください」(終ぞ送られてこない)
- 見積り相談を受けて見積りを出したら金額をスルーして別の話題へ
何を依頼したいのか教えてください。
ありがたい依頼者さん
逆にありがたい依頼者さんもたくさんいらっしゃいます。
- 依頼内容を先出ししてくれる
- 「不慣れですが…」と言いながら丁寧に対応してくれる
- 値段交渉の際に「ご気分を害されたらすみません」と一言入れてくれる
- リテイクの際に気になったところをまとめて教えてくれる
- レビューを書いてくれる
こういう依頼者さんだとモチベ爆上がりします。
ただ、依頼の際にはこうしないといけないという制限があるわけではないので、自由に文章を考えて気軽にお声がけ頂ければと思います。
無理にビジネスメールにこだわる必要もないです。
「こんにちは、こんな絵を描いてほしいんですが可能ですか?」くらいで大丈夫です。
レビューも強制ではないので、気が向いたら書いてくださるとすごく喜びます。
対応
失礼な依頼者さんに当たっても、決して喧嘩腰になったりしてはいけません。
最近では中学生・高校生の方でも依頼を受けていらっしゃいますが、失礼な依頼者さんに当たったときでも大人の対応をすることを心がけていれば、ある程度耐性はつきます。
そもそも、客商売してるとわかるのですが、失礼なお客さんって一定数いるんですよね。
そのたびにイライラしていてもきりがないので、なにかあった時はちょっと友達にでも愚痴って、その場は円滑に、当たり障りなく進めることです。
どんなに失礼な人でも依頼が完了すればお金はもらえるので、お金を確実にもらえる方法を第一に考えて、ゼッタイに泣き寝入りにならないように対応しましょう。
相手の言いなりになっていると、最悪詐欺に遭う事もあるので、相手の思うままに踊らされるのもオススメはしません。
仕事は仕事なので、意に沿わない依頼はきっちり断りましょう。
断り方は、「大変申し訳ございませんが、今回のご依頼内容はお受けすることが出来ません」などストレートな内容のほうがいいです。
曖昧な表現は避けましょう。
未払いを防ぐためには前払いを強くオススメします。
依頼の詳しい流れは以下の記事を参考にしてみてください。
関連記事
まとめ
愚痴みたいになってすみません。
依頼受けてると色々ありますね。
でも楽しいのでいいんです。
依頼をされる方、依頼を受ける方、両方の方に参考にしていただければ嬉しいです。
コメント