イラストレーターやイラストレーター志望の方のみならず、学生から主婦まで、イラストが描ける人なら誰でもやり始めている有償依頼。
とはいえ、なかなかハードルが高いと思っている方も多いと思います。
今回はクラウドソーシングを通さず、Twitterで直接依頼をする場合のやり方を解説。
直接依頼に結びつけるには
依頼の準備
Twitterにイラストを公開し、連絡先をプロフィール欄に記載、またはDMで依頼を募り、依頼者を探します。
プロフィール欄には、自分がイラスト依頼を受け付けていること、どんなイラストが描けるのか、依頼の方法(「依頼はDMから」など)を明確に記載しておくと、依頼者も連絡がしやすいです。
依頼を受けるためのアカウントにするならば、メディア欄には余計な画像はあまり入れないほうがいいです。
Twitterで依頼を募る場合はメディア欄がポートフォリオ代わりになるので、余計な画像が多いとイラストを思うように見てもらうことができなくなります。
フォロワーを増やす
とりあえずは、フォロワーを増やし、ファンを獲得することが先決。
その際注意してほしいのが、同じ絵描きさんとばかり交互フォローになっても、イラストを自分で描ける人=同じ有償依頼を受注したい側なので、依頼を増やすという意味ではあまり意味がありません。
「イラストを見たい・イラストがほしい」フォロワーを獲得しましょう。
フォロワーの増やし方は色々ありますが、積極的に自発フォローをしていく方法が一番手っ取り早いです。
上記と少し矛盾しているようですが、フォロワーを増やすという意味では絵描きさんと交互フォローになるのは大いに意味があります。
絵描きさんと交互フォローになることによって掲載したイラストも拡散され、結果的には次第にイラストを気に入ってくれた方がフォローしてくれる機会も増えてきます。
宣伝
最初のうちは無償でイラストを描くことで、依頼を受けていることを宣伝をしてフォロワーや依頼をしてくれる人を増やす方法もあります。
「#無償依頼」みたいなハッシュタグを駆使してフォロー外の人を集めると良いです。
あくまで無償なので、リテイクや打ち合わせはなしで行うとモチベーションを下げずに作業しやすいです。
ある程度アカウントが育ったら、依頼要項を書いたツイートをして、たくさんの人に見てもらいましょう。
ただ、Twitterで「#有償依頼募集」「#絵師募集」などでで検索してみると明白なのですが、有償依頼を募集しているツイートばかり引っかかります。
つまり同じ方法で依頼者を獲得しようとしている人はたくさんいて、イラスト業界は完全に買い手市場で、売り手が溢れかえりまくっています。
この中で依頼者を獲得するのはかなり難しいです。
ただし、その中でも「依頼をしたい・絵師募集」みたいなツイートもあるにはあるので、依頼DMが来るのを待ちつつも、検索をかけて積極的にリプライやDMをしてみましょう。
トラブルを回避するために
直接依頼はクラウドソーシングと比べて、手数料を取られない代わりに、イラストを納品したのにお金を払ってもらえない、などのトラブルに巻き込まれることが多々あります。
トラブル防止のためにも、依頼品のイラストの権利関係や依頼進行上の注意事項、料金表などは事前にまとめておき、依頼の確約となるまえに依頼者さんに確認してもらうことを心がけましょう。
依頼の注意事項の一例として、当HPのコンタクトのページをご参照ください。
トラブルの実例や対処法は以下を参考にしてみてください。
支払い方法
直接依頼で一番面倒なのが支払い方法です。
Twitterでの依頼の場合の支払い方法の主流はAmazonギフト券などのプリペイドカード支払いですが、換金ができないのがネック。
換金という意味で楽なのは言わずもがな銀行振込ですが、本名を公開する必要があるので、ライトに依頼をしていきたい人には向いていません。
最近はバーコード決済のサービス(PayPayや楽天Payやメルペイなど)で送金を行い、出金も可能になったので、バーコード決済を使った支払い方法はおすすめです。
支払い方法はひとつに限定せず、できるだけたくさん提示したほうが、依頼者さんひとりひとりのニーズに応えやすいです。
まとめ
今回はTwitterでの直接依頼のやり方を解説してみました。
やり方は人それぞれなので、これはあくまで一例です。
これをご覧になった方も、トラブルに気を付けつつ、手数料のいらない直接依頼を目指してみてはどうでしょうか。
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